医療現場でも認められた技術

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臨床試験で聴こえが実証済

PRESTIN®︎エンジンは、厚生労働省平成25年度障害者自立支援機器等開発促進事業に採択され臨床テストを実施。高度難聴を中心とした被験者の6割に確かな聴こえ(※1日本語100語音認知検査を用いた語音聞き取り・書き取りテストの実施結果より)を届けられると評価されました。その後8年間の継続的な開発を経て、より明瞭で、より力強い聴こえが、FILLTUNE WeCLEAR(フィルチューン ウィークリア)でついに実用化されました。
補聴器の聴こえに満足していない人や違和感を感じている人、補聴器では聴こえない人にとって、"希望"となるプロダクトであると考えています。
 

FILLTUNE WeCLEAR (フィルチューン ウィークリア)なら昔聞こえていた音が聞こえる

厚生労働省の採択プロジェクトで培った技術を応用

 

ラセン神経節細胞に直接、音声情報を届けられます

聴覚器官の最終手段 ”ラセン神経節細胞” に音声情報を届けることにより、聴覚細胞の障害の有無に関わらず、聴こえを届けられます。
超磁歪素子による発生応力は直径1㎝の素子で100㎏以上の物を動かす力を持ちます。そのため減衰の影響は非常に少なく、可聴帯域20Hz〜20KHzの全周波数を蝸牛に伝達することが可能に。
加齢性難聴の主な原因は、外有毛細胞の死滅にあります。FILLTUNEは”ラセン神経節細胞”に直接、音を届けるため、全ての方々にクリアなサウンドを届けられます。

特に聴こえにくいサ行やカ行などの高周波数帯域もしっかりと届けられます

超磁歪素子の応答速度は 1/1,000,000秒~1/100,000,000秒(1μ sec ~10nano sec)、1秒間に百万回~1億回音声情報を再生。FILLTUNEはスピーカーの1,000倍~100,000倍音を再生することができ、他の再生技術ではこの解像度に及びません。この高解像な音を強度のある音波で聴覚細胞に届けることができるので、加齢性難聴で最も聴こえが悪くなりやすい1kヘルツより上の子音もしっかりと聴こえるようになります。
※超磁歪素子技術とは、合金の分子構造の偏移を利用して振動を生み出す技術。近年に基礎技術の論文が発表されて以来、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本の大学研究機関や企業が実用化に向けて試作がなされてきました。このFILLTUNEは、その最先端技術を、世界で初めてヒアリングサポートデバイスの実用化に成功しました。
65歳以上の2人に1人が加齢性難聴と言われる現代において、まさにイノベーションとなる世界で唯一のテクノロジーを搭載した製品です。

重度の難聴による認知症リスクは5倍に

“聴こえる”ことで認知症リスクの一因を取り除くことができる

内閣府のレポートでは2020年の認知症による社会的リスク(経済支出)は年間17.4兆円。2015年1月、政府は高齢化が急速に進む日本の問題に、認知症の対策強化に向けて、国家戦略である新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)を策定。認知症発症予防の推進と認知症高齢者の日常生活を支える仕組みづくりに国をあげて取り組みはじめました。 その中で認知症の危険因子として「加齢」や「高血圧」の他、「難聴」も一因として挙げられています。
「映画を見る」「音楽を聴く」「孫と話す」これら一見、当たり前のはずの楽しみも加齢性難聴による聴こえの悪い状態では億劫になっていき、孤独化につながっていきます。人生100年時代といわれる現代においてQOLの高い豊かな老後生活を送るために、「当たり前のように音を聴くことができる環境」を整えることが重要視されてきています。

補聴器とは全く異なる方法で感音性難聴のボトルネックを解決

音声を感じるには、蝸牛という大事な器官を経由する必要があります。蝸牛内には音を感知するセンサーの役割をしている外有毛細胞と、聴神経に電気的情報を伝えるラセン神経節細胞が存在します。感音性難聴の多くは、この音を感知するセンサーである外有毛細胞が死滅している状態です。PRESTIN®︎エンジンは、その死滅している外有毛細胞の「その先」ラセン神経節細胞に音の振動を伝えます。

 
聴覚センサーである外有毛細胞は一本一本それぞれ高い音から低い音までを拾います。この細胞は死滅してしまうと再生することはなく、その有毛細胞が担当する音は拾えません。加齢性難聴をはじめとした、感音性難聴の主な原因はこの点にあります。補聴器や集音器などは音量を上げることで外有毛細胞に振動を伝え、聴こえるようにする仕組みですが、音量をあげてもセンサーが死滅しているので音を拾うことができません。
 
 
新開発の「PRESTIN®︎エンジン」は、従来の骨伝導製品の課題を解決しました。 側頭骨や皮下脂肪による振動の減衰を抑えることで、従来のデバイスでは不可能であった、子音部分を含む可聴帯域の全周波数をラセン神経節細胞に伝達することができます。 これにより、語音明瞭度が飛躍的に向上しました。
 
 
 
 

こちらの円グラフは補聴器の聴こえについて、補聴器を購入・使用した方から寄せられたご相談内容です。
万全に思える補聴器も、実は聴き取りやすさについて懐疑的な部分があることがわかります。

※動画内のFILLTUNE CLEARは、株式会社ムトウの販売商品FILLTUNE WeCLEARと同様の製品です。